今週もゴチになります ~松鶴楼

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1個につき陽澄湖の上海蟹が、まるまる1杯使われている「雪花蟹斗」(60元/個)。
仕上げに、メレンゲをふんわりのせて

清の皇帝も御用達

 今年5月、外灘にオープンした蘇州切っての名店「松鶴楼」。
清朝1757年に創業した老舗レストランだ。
 同店では、蘇州で取れる食材を使用し、当時の伝統的な蘇州料理を振舞う。
1番人気は、250年間続く「松鼠桂魚」(通常198元)。
リスの様な姿に揚げた魚に、甘酸っぱいタレを絡めた逸品だ。
この旨さに惹かれ、清の乾隆帝も何度も足を運んでいたという。
 立地が外灘というだけに、2階個室の最低消費額は3000~1万元(部屋の大きさによって異なる)。
にもかかわらず、夜は連日満席。予約をしてから訪れよう。

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1階席なら160元

 と聞くと、財布の紐がキュッと締まりそうだがご安心を。
1階席には、最低消費額などの設定はなく、平均消費額は160元。
 オススメは、4000㌘の実からわずか500グラムしか取れない
高級食材「鶏頭米」を使用した、ほのかに甘い「鶏頭米甜豆」(通常88元)。
この実には、滋養強壮作用があるという。
このほか、蘇州の人が客をもてなす際に最初に出すというエビを炒めた料理
「清榴蝦仁」(通常238元)などを用意する。

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松鶴楼(しょうかくろう)
―高級蘇州料理―
TEL: 3331-3777
住所:中山東二路505号
座席数:154席
予算:1階は160元/人、2階個室は3000元~/部屋
営業時間:11時半~14時、17時半~21時半

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~上海ジャピオン9月10日号より

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