めし屋のアイドル 第09回 日和

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舌の満足に心を砕く

 根が明るいのだろう。
「日和」店長のジャンさんは、カメラに対して始めはぎこちなかったものの、
段々と気持ちが乗ると女性らしい笑顔を見せた。
 店を開いたのは今から1年半前。
「損しなければいい」と思ってスタートしたが、
ビルの3階という立地の不便さが影響し、なかなか客が入らない。
それでも毎朝バイクで市場まで材料を仕入れに行って、1年間休みゼロで働いた。
「あの頃は本当にしんどかった」。
しかし、地道な努力を重ねた結果少しずつ商売が上向き、半年前に現在の場所に引っ越した。

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最上級肉も用意

 同店では、肉を等級ごとに選ぶことができ、
単品のすき焼きでは「A2和牛」(98元)~「A5和牛」(348元)まで4種類の肉を用意。
もちろん等級が高いほどうまいわけだが、
「A3」(168元)あたりが「値段も手ごろで味も良い」とジャンさんは言う。
 すき焼きは、ジャンさん自ら仕上げる時も。
「お客さんが美味しく食べているか、すごく気にかかる」という。
「名店にも負けない」

 常連客が付くようになった現在でも、味の研究は怠らない。
昨年11月には3週間かけて日本を旅行し、東京・名古屋・大阪で日本料理の名店を食べ歩いたのだ。
浅草の「今半」など6カ所ほどめぐり、関東と関西の味の違いを把握してきた。
「本場のすき焼きも美味しいけれど、日和も負けないですよ」と笑顔で胸を張った。

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~上海ジャピオン3月5日号より

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