劇的!カルチャー体験 Vol.49 陳老師の太極拳教室

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陳式・楊式の2種類
生徒に合わせ決定

「ときどき、公園で太極拳をしているおじさんたちを見かけて、気になっていたんです」と語る角館さん。
先生が親切で、教室も清潔感があり、日本人も教えているという噂を聞いてやってきた。
「陳老師の太極拳教室」は威寧路エリアにあり、欧米人・日本人の生徒もたくさん通っている。
夜にはサラリーマン、昼間は太太さんたちが多いそうだ。
太極拳には陳式と楊式の2種類があり、体験レッスン時に生徒の希望を聞いた上で、
生徒の特性を見ていずれかを選択する。

大事なのは呼吸法
号令でポーズを指示

角館さんはこの日、養生を目的とする「楊式太極拳」に挑戦。
先生と並んで立ち、まずは太極拳の基礎の基礎という呼吸法から教わる。
この呼吸法が肝心だとのことで、レッスン前には毎回準備運動として行うという。
その後、先生自身が選んだ中国の古典音楽に合わせ、先生の動きを真似るところから始める。
動作のポイントごとに、号令をかけてくれるので分かりやすく、角館さんも見よう見まねで動いてゆく。
一見様になっているように見えるが、それでも先生は「手は30度に開いて。足の向きはこう」と、調整していく。
次第に角館さんも、号令の意味がわかってきたようだ。
音楽に合わせて一通り実践するうちに、90分間のレッスンはあっという間に終わった。
体験後、角館さんは「呼吸と動作がだんだん合ってきて、とても気持ち良かったです」と語り、
さっそく太極拳にハマる予感を伺わせていた。

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~上海ジャピオン4月8日号

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