劇的!カルチャー体験 Vol.80~floral space(フローラルスペース)

イベントには花を マルチリンガルクラス
今回の体験者・ひとみさんは、
日々の生活の中では
なかなか花に触れる機会がなかったという。
「花なんて自分には似合わないような気がしてたけど、
クリスマスとか、
イベントがあるとやっぱり飾りたくなるので、
来てみました」と話す。
「フローラル・スペース」は、
キム先生が3年前に開いた、
フラワーアレンジメント教室。
日本人には日本語、中国人には中国語で、
曜日ごとにクラスを分けて教えている。
クリスマス用のリースや、
キャンドルスタンド制作など、
イベントごとのレッスンも開講中。

花の名前を知る 自分にもできる
今日は、花瓶を使った「ローズボール」
というアレンジの制作をする。
まず、今日使う花の名前をおさらい。
バラやアジサイ、カーネーションなど
有名なものはともかく、
ヒペリカムなど初めて聞く名前に、
ひとみさんは「覚えられるかな~」と、渋い顔。
ユーカリなどの葉物を挿す時には、
葉が水に浸るとバクテリアが発生してしまうので、
葉を取る必要があるという。
ひとみさんも先生の見事な手さばきを真似てみるが、
ユーカリの葉は意外と頑丈で、
片手ではちぎり取れない。
茎をカットする長さや、花の色合いを見ながら、
丸いフォームを意識し、
中心に向かって花を挿していく。
時々長さを間違え、
ピョンと飛び出した花を先生が指摘する場面も。
先生の見本より一回り小さくなったが、
作品を手にしたひとみさんは
「私にもできるんだって分かって、
ちょっと感動しました」と笑顔を見せた。

~上海ジャピオン11月25日号

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