劇的!カルチャー体験 Vol.82~ルバート音楽教室でジャズピアノ体験

ピアノへの憧れ 新規開校の教室

今回の体験者、楼さんは、子どもの頃からピアノを習ってみたかったという。
「社会人になって、時間のやりくりができるようになったら、
習いたいと思っていたんです」と話す。そんな折、
音楽教室新規開校の広告を目にし、まずは体験をとやって来た。
「ルバート音楽教室」は、幼児から大人までを教え、
ピアノにバイオリン、二胡、作曲コースのほか、リトミックのクラスもある。
開校したばかりなので、ベテラン講師陣のレッスンにはまだ空きがあるという。

まずは基本コード 曲を弾く楽しさ

楼さんは全くの未経験者なので、
今日はピアノを弾く際の姿勢に座り方、
簡単な譜面の読み方と、音階の勉強から始めることになった。
椅子の半分位のところに腰掛け、背中と手が丸くなりすぎないように、
と先生がアドバイス。楼さんは飲み込みが早く、
すぐにきちんとした姿勢でピアノに向かう。ジャズピアノでは、
クラシックと異なり、基本コードが重要となる。
先生はまず楼さんに、指の位置の変更がない「ドレミファソ」、
「レミファソラ」、「ソラシドレ」を繰り返し弾くよう指示。
楼さんはゆっくり、1音1音をきちんと弾き、
滑らかに音が出せるようになったら少しテンポを整え、
速めてみる。次に、楼さんが弾いている横で、先生がふいに伴奏を始める。
すると、先ほどまでの単純な音階が、ジャズ音楽に聴こえてきた。
楼さんは「初めてなのに、先生と合わせると、
曲の一部をちゃんと弾けているのが嬉しかった。
早く1曲弾けるようになりたい」と意気込みを見せた。

~上海ジャピオン12月09日号

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