上海のスクール
続・筆談の落とし穴~vol.156「矢口」=「きっぱりと(言い切る)」
説明しよう!「矢口(shi3kou3)」は「きっぱりと言い切る」を表す中国語である。「きっぱりと断る」を意味する「矢口否认(fou3ren4)」など、多く四字句に用いる。筆談中張君は、A社の契約金値下げ要求には応じな…
続・筆談の落とし穴~「臭美」=「うぬぼれている」
説明しよう!「臭美(chou4mei3)」は「うぬぼれている、いい気になる」を表す中国語である。筆談中張君は、営業部の後輩・曹君が、契約がたくさん取れて、態度が横柄になっていると伝えたかった。しかし山本さんは「臭美」…
続・筆談の落とし穴~vol.154「放鴿子」=「約束をすっぽかす」
説明しよう!「放鴿子(fang4ge1zi3)」は、元々「(平和を象徴する)白い鳥を放つ」を意味するが、ほかに「約束、デートをすっぽかす」を表す中国語である。筆談中張君は、週末のデートを彼女にすっぽかされてしまったの…
続・筆談の落とし穴~vol.153「烏龍球」=「オウンゴール」
説明しよう!「烏龍球(wu1long2qiu2)」は、英語の「own goal(オウンゴール)」の音に中国語を当てはめたもので「自陣のゴールに誤って失点すること」を指す。また「烏龍」は、一部地域で「ドジ」の意味もある。…
続・筆談の落とし穴~vol.152「打官司」=「訴訟をする」
説明しよう!「打官司(da3guan1si1)」は「訴訟をする、裁判沙汰にする」を表す中国語である。なお日本語の「役人」は中国語で「官吏(guan1li4)」と言う。筆談中張君は、A社の支払いが滞っており、裁判の手続…
続・筆談の落とし穴~vol.151「手短」は差別に当たる?
説明しよう!日本語の「手短」とは「簡潔」や「てっとり早く片づける」といった意味があり、物理的に「手が短い」ことを指すものではない。筆談中山本さんは、よかれと思って、長電話を早く終わらせて、会議に出席するよう張君を急か…
続・筆談の落とし穴~vol.150「成本」=「コスト」
説明しよう!「成本(cheng2ben3)」は「コスト、原価」を表す中国語である。なお日本語の「見本」は、中国語で「様本(yang4ben3)」と言う。筆談中張君は、A商品に使われる素材コストが上がっていると伝えたか…
続・筆談の落とし穴~vol.149「有戯」=「見込みがある」
説明しよう!「有戯(you3xi4)」は「見込みがある、表情が豊かである、(映画などが)波瀾万丈でおもしろい」を表す中国語である。筆談中張君は、営業部の曹君が年明けからたくさん契約を取ってきて、将来有望であることを伝…
続・筆談の落とし穴~vol.148「八卦」=「ゴシップ」
説明しよう!「八卦(ba1gua4)」は、古代中国から伝わる易における8つの基本図像のほか、現代では「ゴシップ」を表す中国語である。筆談中張君は、最近大物芸能人同士のゴシップがあったのを知っているか聞きたかった。しか…
続・筆談の落とし穴~vol.147「報銷」=「立て替え精算をする」
説明しよう!「報銷(bao4xiao1)」は「立て替え精算をする、公費として支払う」を表す中国語である。筆談中張君は、立て替え精算がまだ済んでいないものは早く出すようにと伝えようとしたのだが、山本さんは「報銷」を営業…