医療の現場で働く:スタッフに聞きたい5つの質問

Q1、ご趣味は何でしょうか?
A、ゴルフですね。大学時代、ゴルフ部だったので。
仕事以外に人と知り合う機会って、そんなに多くないんですよ。だから、上海に来てからゴルフを通じて、知り合ったという方も多いですし、そういう方々から色んな話を聞かせてもらえて、ゴルフをやっていて良かったと感じています。
院内の待合室にパター練習スペースを作るのが野望です(笑)。

Q2、では、サービス部という仕事を始めたきっかけは何ですか?
A、何かを作り上げたり、運営したりということが好きなんです。今の仕事は、自分の考えたサービスが実践できますし、現場にいるので患者様の反応が即座にわかるから、やりがいがあります。

Q3、普段、仕事の中で心掛けていることは?
A、患者さんに不安や疑問を感じさせないようにすること。薬を受け取って帰るときに、そういうものを抱いてもらいたくないんです。自分は医者ではないので直接治療することはできません。ですが、医者と患者様の間に入ることで、患者様の精神的な不安を解消してあげることができます。日本人の方が安心して仕事できるようにしっかりサポートしたいですね。

Q4、平川さんから見た理想の病院とは?
A、患者様にとって身近な病院です。「血圧計りに来たよ」とか、「お茶を飲みに来たよ」とかね。診察以外にも気軽に利用してもらえるような環境を作っていこうと思います。

Q5、では最後に、もし生まれ変われるとしたら、何になりたいですか?
A、やっぱりサービス業をしたいですね。利用された方が、笑顔で帰る瞬間、「そこに来てよかった」と思ってもらえた瞬間が、私の一番の喜びですから。

<健康の秘訣>
 何事にも一生懸命取り組む。働く時は一生懸命働き、食事する時はしっかり食べ、寝る時は寝る。

平川忠
97年より上海に赴任。以来、医療通訳、医療サービス業務に勤める。
32歳、埼玉県出身

取材協力/博愛病院

~上海ジャピオン2006年3月3日発行号より

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