お医者さんの御用達~「食塩」

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トラブル敏感肌に生理食塩水

――最近、肌が乾燥して痒いんです。湿疹ができることもあるし、なんだか、肌がすごく敏感になっている気がします。先生、助けてください~。

先生 日本と比べ、上海の水は軟水ではなく硬水なので、特に日本から来たばかりの人は、肌トラブルを起こしがちです。また、汗をよくかく夏場は、痒みを伴う湿疹や、アトピー性皮膚炎を悪化させる刺激も多いもの。そんな状態の時は、身近にある「食塩」で作る「生理食塩水」で、肌を洗浄してみてください。

――肌に〝食塩水〟って、痛そうです~。

先生 いいえ、むしろ、その逆なんです! と言いますのも、生理食塩水とは、塩化ナトリウム0・9%を含む塩水のこと。つまり、人間の体液と同じ濃度なので、肌に優しく、痛みや痒みといった刺激を感じにくいのです。作り方は、1㍑の水に9㌘の食塩を溶かすだけ。食塩は、市販のもので構いませんから、ご家庭でも簡単に作れますよ。

――早速挑戦してみたいです。どんな風に使用したらいいでしょうか?

先生 普段の洗顔やシャワーを終えた後に、生理食塩水で、患部をすすぎます。その際、水道水で再度洗浄する必要はないので、タオルで優しく拭きましょう。最後に、クリームを塗って保湿してください。なお、生理食塩水は作り置きせず、使う度に作るよう気をつけましょう。

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~上海ジャピオン2013年10月11日号

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