「ほくろの変形」

その症状、もしかしたらこんな病気の初期症状!
治療のカギは、早期発見。

【サイレンNo.53】
 知らないうちにほくろが大きくなってる…。
え~、ほくろから血が出ることなんてあるの!?
心当たりのある人は、こんな病気の可能性が!

皮膚ガン(ひ ふ)



 足の裏にいつの間にか大きなほくろが出来ていて、びっくり!
こんなところにあったっけ?
そのほくろ、最悪「皮膚ガン」に繋がる恐れがあります。
 「皮膚ガン」の原因として、紫外線によるほくろのガン化があります。
オゾン層の破壊が進み、紫外線はますます強くなっている現代。
ほくろが紫外線を浴びると、DNAが破壊され、ガン化してしまうことがあるのです。
 ガン化しやすいほくろの部位は目の回り、足の裏、爪(つめ)の中、唇、背中など。
突然大きくなった、かゆみがある、潰瘍になった、色が濃くなってきた、などの症状は悪性の信号!
放っておくと、リンパ、肝臓、骨、脳など、全身に転移してしまう可能性があります。
 治療は切除のみ。
早期発見ならば命に別状はありません。
異常を少しでも感じたら、すぐに皮膚科や美容外科に相談してください。
 予防は第一に、紫外線を極力避けること。
そして、いじる、引っ掻くなど、ほくろに刺激を与えないことです。
 紫外線が、日に日に強くなるこれからの季節。
日本より紫外線の量が多いと言われている上海では、念入りにUVケアをして外出することが大切です。

 


■今週の監修
盛・美容外科
盛虹明 先生

※本記事は、チェックする目安に過ぎず、あなたの身体の状態を確定するものではありません。

~上海ジャピオン4月3日発行号より

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP