ドクター丸かじり:日々勉強。読書は欠かせません

Q1先生のご趣味は何でしょうか?
A:読書やスポーツが好きですね。本は主に医療関係のものを読むことが多いです。医療の現場は刻々と変化しているので勉強が欠かせないんですよ。そういった意味でも読書は不可欠です。スポーツは、バドミントンをやっています。学生時代から続けているので、もう7、8年目になりますね。今は週に1度のペースで汗を流す程度。マイペースで楽しんでいます(笑)。ジョギングも好きで、毎日15分は走るようにしています。

Q2さて、先生の専門分野は?
A:外科の中でも特に整形外科を専門としています。出来る限り手術に頼らず自然治癒での治療を心がけています。患者さんは主に若者や子供ですね。スポーツ中の事故や、転倒によるケガが特に多いです。また、ご年配の方には腰痛が目立ちます。激しい腰痛で立ち上がることも出来ない場合には、直接自宅まで診察に行くこともありますよ。
 私の力が、患者さんの健康作りに役立つ限り、ずっとこの仕事を続けていきたいと思っています。

Q3整形外科を専門にしたきっかけはなんですか?
A:近年、経済の発展に関連して、ケガ人も増加傾向にあります。といいますのも、余暇を楽しむゆとりが出来たことで、スポーツ人口が増え、それに伴ってケガをする人も以前より多くなってきたんです。さらに工場の増加で現場で働く人が増えたことにより、作業現場でケガをする人も多く見受けられるようになりました。その他にも、車社会が急速に発展したことによる交通事故の増加もあります。こうした現状を知り、この分野に興味を持つようになりました。

Q4では、先生が目指す理想の医療とは?
A:診察と治療の両面で、中国の医療を世界基準に近づけることです。そのためにも、本やインターネットで常に最新の情報を収集することに努めています。現状に満足することなく、常に向上していかなければいけないと思っています。

Q5では最後に、もし生まれかわれるとしたら、何になりたいですか?
A:そうですね。ファイナンシャル関係の仕事に興味があります。どうしてかって聞かれると・・・。面白そうじゃないですか(笑)。

<健康の秘訣>
 スポーツをして、理想の体重を保つことに気を付けています。肥満は万病の元ですから、体重管理は健康を保つ上でも重要です。食事の面でも、いろいろな食品をバランスよく食べるようにしています。野菜はとくに多めに摂りますね。そして忘れてならないのが、心の状態です。ストレスを貯めずにいつもおおらかで落ち着いた気持ちでいることが大切です。

徐嶺
サクラガーデンクリニック英語外来担当
35歳 江蘇省南通市
取材協力/サクラガーデンクリニック TEL:3216-0258

~上海ジャピオン2006年4月21日発行号より

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