お医者さんの御用達~身近な食材で鉄分補給

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――ここのところ生理痛や立ちくらみが以前に比べ気になります。薬を飲むほどでもないと思うのですが、改善のヒントはありますか。

先生 ナツメを食べてみてはいかがでしょう。中国では、昔から血や気を補う作用がある食べ物として重宝されてきました。

 

――上海のスーパーでもよく見かけますね。栄養豊富とは知りませんでした。

 先生 ナツメは鉄分の含有量が多く、貧血の症状に効果が見込まれます。血液の循環をよくしてくれるとともに、甘み成分が気分をリラックスさせてくれ、生理痛の緩和に役立ちます。またカルシウムとマグネシウムの含有量も多く、イライラや不安を軽減する〝安心効果〟もあるので生理前後の精神安定にオススメですよ。

 

――食べるだけで気持ちまで前向きになるとは! どんなタイミングで食べるのがベストでしょうか?

先生 空腹時の方が消化吸収がよいので、食前や間食に適しています。甘いものなので虫歯には気をつけましょう。胃の動きが悪い人は、食べすぎに注意してくださいね。1日当たり5~7個が適量です。「1日に3個ナツメを食べると年をとらない」ということわざもあるほど栄養価に優れているので、ぜひ毎日の食生活に取り入れてみてください。特に、胃腸が弱く虚弱体質の方に向いていますよ。

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~上海ジャピオン2015年12月11日発行号

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