自慢のお隣さん 第58ノック 守谷さん宅

レゴで作った作品の数々


パロさんのご紹介で訪れた守谷さん宅には、レゴ専用部屋が! 大好きだというレゴの魅力を守谷さんから伺った。

パーツはなんと10万個 オリジナル作品を建築

 2006年、上海に渡った守谷敦史さん。大好きなレゴ・ブロック(以下、レゴ)との初めての出会いは、サンタからのプレゼントだった。
 「数年前、日本でレゴ専門店に寄ったんです。それがきっかけで子ども時代の熱が再来し、今じゃすっかり夢中に」
 そんな敦史さんは、今では子どもの頃はできなかった〝大人買い〟で、毎回大量に仕入れる。現在、ブロックのパーツは10万個以上。完成させたオリジナル作品は、車や船からビルや街など大きなものまで、全部で13種類もある。敦史さんの作り方は、部品をくっつけたり眺めたりしているうちに脳内で自然に完成形が浮かぶという、直感タイプ。
 「ひらめいたら、作らずにはいられません。そんな時は、仕事が終わったら一目散に自宅に直行します」と敦史さんは笑う。ちなみに、思い通りのものを作るという過程が楽しいので、完成した後は写真を撮ってから崩すことが多い。
 「建築家が夢だったので、趣味でレゴを組み立てていると楽しい。本物の建築家になるより気楽でいいですしね」


守谷敦史さん

長ければ20時間! 専用部屋で熱中

 そんな敦史さんが自宅に用意したのが、「レゴ専用部屋」。「レゴは現実逃避でもあります」と話す通り、敦史さんは長い休暇があると、部屋に20時間こもってしまうこともしばしば。
 同居人は、「あまりにも静かにコツコツやっているので、時折お茶やお菓子を専用部屋に運んで、死んでないか確認しています(笑)」と呆れ顔。そんな敦史さんの次の目標は、本物の家庭を「建築」することだ。

                                                                                            △10万個のパーツがここに集結

物件情報
◇地区:?行区
◇間取り:2LDK(100㎡)
◇家賃:非公開
◇築年数:10年
◇サービス:家具家電製品込み、管理費込み、BS1、BS2、NHKワールド
        スポーツジム、テニスコート、プール
◇交通:バス停より徒歩10分

⇒NEXT WEEK
 守谷敦史さんの自慢のお隣さんは、手作りシューズが自慢の香織さん。
 雑貨が大好きな香織さんは、センスがよくて手先も器用。次週は、そんな香織さんのアトリエを訪問します。

~上海ジャピオン2月9日発行号より

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