ズーム!! インテリア~第28回

唐木の嫁入り道具
さあ始まりました。
今週は浦東新区にお住まいの、
のりこさん宅のインテリアにズームイン!
こんにちは。
お~、何とも立派な玄関。
日本の旅館? 
と疑ってしまいそうな
高級感溢れる家具が目の前に! 
この家具は? 
「これは、唐木と呼ばれる銘木を用いた
伝統工芸品の茶棚と、京焼の香炉です」。
へ~、これって日本の工芸品ですよね、
それがなぜ上海に?
なるほど、
上海人の旦那様の元に嫁ぐ際の嫁入り道具ですか! 
実家が唐木家具の会社で、
日本で親しんだものを上海に持っていきたい、
と言うのりこさんのために、
お父様がご持参されたんですって。
ああ~、何ていいお父様なんですか(泣)。

日本から持参の香炉
その茶棚に鎮座する香炉は、
赤、黄、青の色合いが上品で、
目を引きます。
のりこさんは龍の絵柄と、
蓋の小鳥つまみがお気に入りのようです。
何とこの香炉、
京焼窯元「三浦竹泉」の銘品なんですって! 
どれどれ、ん~、いい仕事してますね~。
これはおいくらぐらいするのですか? 
…ギョエ~、
お、お値段に目が回ってきましたので、
こ、この辺で失礼します。
今回は、銘品が並ぶ和の玄関を紹介しました。
次はあなたのお部屋のインテリアにズームイン!

~上海ジャピオン03月30日号

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