自慢のお隣さん 第143ノック 都甲さん宅

家族はチーム! 上海での双子出産

小山さんの紹介で伺ったのは、今年、双子を出産した都甲由美子さん。家族とアイに支えられた、出産までの様子を紹介。

「一緒に退院したい」安静第一の妊娠生活



 めまいがした。次に、喜びとともに湧いてきたのは、とまどいと不安。都甲由美子さんは、双子の妊娠を知らされたときのことをこう振り返る。
「まさか双子を妊娠するなんて。私は身体も小さいし、ふたりの赤ちゃんを健康に産んであげられるのか、それが一番、気がかりでした」
 まず最新の知識を得ようと双子についての分厚い本を取り寄せ、熟読。そこには胎児に十分な血液がいくよう、とにかく〝食べて、安静に〟とのアドバイスがあった。
 通常の妊娠では、〝できるだけ動く〟ことを推奨される。しかも、過去の2回の妊娠では問題もなく、4歳と2歳の男の子を持つ由美子さんにとって、〝できることをしない〟のはとても難しい注文だった。
「でも私が無理をすれば、お腹の双子にしわよせがいく。一緒に退院したい。それだけを念じて、動かないよう努めました」
そして、妊娠8カ月頃には、体重は20㌔近く増えて、脚はむくみ、横になっていても、辛い状態が続くように。家から出られず、精神的にもストレスの多い日々が続いた。

(写真右)都甲ファミリーが勢ぞろい

アイと家族に感謝 チームワークで出産



そんな由美子さんの支えたのは、家族と2人のアイさん(家政婦)の存在。アイさんは、由美子さんが気兼ねなく休めるよう常に気を配り、夫のKenさんは、休日の家事をすべて引き受け、上の子供たちの世話をした。
「〝ありがとう〟しか言えません。私にとって、双子の出産は、私たち家族とアイさんたちとのチームワーク。上海で出産して本当によかった」
 2008年8月6日。陣痛がきたとき、由美子さんはとても落ち着いていたと言う。最初に男の子、続いて女の子の元気な泣き声が分娩室に響いた。

(写真右)二卵性双生児のKevin(左)とAmelia(右)

都甲由美子さん

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日本と中国、
両方で働いた経験をもつ
アメリカ人のケリーさん

~上海ジャピオン12月12日発行号より

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