考える男マートンと哲学の小部屋(トイレ)~TOFFY

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アジア料理店でフォー

私は考える男マートン。今日も日課の哲学散歩中だ。そろそろ昼時だな、最近できたというアジア料理店に行ってみよう。

ほお、ランチにはスープやデザートが付くのか、充実しているな。では、フォーをいただこう。さて、料理が来る前に手を洗わねばな。小部屋(トイレ)へ行ってこよう。

アイドルと絆の哲学

ユニークなことに、個室の扉の取っ手が、手の形をしている。そして手洗い台、個室内と、各所にはキャンドルが。ふむ、これは伝説のアイドル「キャンディーズ」の現代版として、今年誕生した「キャンドルズ」を指しているのだろうか。キャンディーズと言えば、日本初の全国組織型ファンクラブを持ち、ファンを大切にしていたグループとして知られる。解散を発表した時も、マスコミがバッシングする中、ファンクラブは彼女たちの意思を尊重したいと、大規模な解散コンサートを企画し、感動的なフィナーレを迎えたそうだ。

…となると、この個室の扉の取っ手にも、アイドルとファンとの絆、という意味でも込められているのだろうか。絆が生み出すパワー…真理到達への助けとなるかもしれん。早速、アイドルのライブへ行ってみよう。ありがとう、いい小部屋(トイレ)であった。

~上海ジャピオン2013年10月11日号

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