自慢のお隣さん  第23ノック 吉田さん宅

出窓がお気に入りの空間


 今回はジョンさんからの紹介で、出窓スペースに腰掛けてのんびりするひと時がお気に入りという吉田さん宅を訪問する。

出窓からの景色を 眺めながらのんびり
 05年2月から1年間交通大学に留学していた吉田さんは、06年5月に上海人パートナーと旅行会社を立ち上げたばかり。上海に来る以前に勤めていた旅行関連会社でのキャリアを生かし、忙しい日々を送っている。
 吉田さんの自慢は、寝室にある出窓スペース。旅好きの吉田さんがボリビアで購入したカラフルな敷物を敷いている。「休日の日の当たる時間にこの上に腰掛けて、本を読んだり、電話をしたり、タバコを吸ったり、という時間がとても気に入っています。ただ、昼間はあまり家にいられないので残念ですが…。夜は、部屋をシェアしている友人とリビングで過ごすことが多いですね」と話す。このところよく手にする本は、ビジネス系のもの。立ち上げた会社を軌道に乗せるためには勉強も欠かせないそうだ。

出会いが変えた 自分のこれから
 香港で約1年半、シンガポールで約3年間の仕事経験があり、外国慣れしている吉田さんだが、上海に来た当初の印象はあまりよくなかったという。「留学半年で帰国しようと思っていました。でも、現在の仕事のパートナー夫婦に出会ってから、中国の人に対するイメージが変わったんです。もっと中国の人のことを知りたいと思うようになりました」。現在は中国の旅行業界の向上を目指して、上海で頑張る考えだ。  

物件情報
地区:徐匯区
間取り:2LDK/107㎡
家賃:4500元/月
築年数:4年
サービス:家具家電製品込み、管理費込み、オートロック、BS1、2
交通:地下鉄の駅まで徒歩10分

Next week
友人の西川さんは、柔術という武道が得意。師匠と呼んでいる友人にもらった柔術着を大切にしているそう。

~上海ジャピオン2006年5月26日発行号より

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