自慢のお隣さん 第42ノック 鈴木さん宅

寒い日に大活躍の温水暖房機


島川さんの紹介で今回訪れた鈴木さん宅は、温水暖房機と手作りの能面が自慢! 暖かい部屋の秘訣とは?

暖房の秘密兵器 大家さんは北京出身

鈴木さん一家が、夫妻と息子の3人で上海に来たのは去年の2月。広々とした部屋は、真冬の上海ではちょっぴり寒そうだが、なんのその。ここには秘密兵器があった。
 「温水暖房機が設置してあるんです。リビングに3台、あと玄関、お風呂場、寝室にも」そう笑顔で話すのは妻の理恵子さん。
 暖房機は横1メートル×高さ1・8メートルほどで、パイプの中を温水が通る仕組み。広いリビングは比較的時間がかかるが、その他の部屋はすぐに暖まるそうだ。ガス給湯なので電気代がかからない上に、エアコンと違って空気も汚さず乾燥もしない、さらに掃除もラクチンと、良い事ずくめである。
 「真冬でも、ガス代は2ヶ月で1000元ほど。廊下も暖かくなるので、家の中に温度差がなくなります。主人も息子も、寒い日の入浴を嫌がりませんね」と理恵子さん。
 上海ではまだ珍しいこの温水暖房機。実は大家さんが北京出身ということで、北ではメジャーなこの暖房機を付けてくれたそうだ。

リビングには能面 日本の父が手作りで

 出身地の温もりをくれたのは大家さんだけではない。理恵子さんはリビングに飾られた能面を指し、「これは、上海に行く私に何か〝和〟のものを持たせたいと、父が作ったものです」とあたたかい笑顔を見せる。
手先が器用な父・篤さんは、他にも般若、翁、おたふくなどを作るという。

写真右/父からもらったお手製の能面 

 どこに飾ろうかと悩んだが、今では節句の五月人形と共に、和のスペースを形作っている。
父の愛情のこもった一品が、鈴木さん宅のもうひとつの暖房機具のようだった。

右・息子の崇駿くん
左・妻の理恵子さん

物件情報
◇地区:長宁区
◇間取り:○LDK(180㎡)
◇家賃:非公開
◇築年数:9年
◇サービス:家具家電製品込み、ADSL込み、スポーツジム
◇交通:バス停より徒歩15分

⇒NEXT WEEK
友人の中村さん宅には、珍しい素敵な食器があるんです。見ているだけでワクワクします。

~上海ジャピオン10月13日発行号より

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