海外郵送物免税上限引き下げ 市民から不満の声が殺到

 新たな輸入関税制度「個人の輸出入郵送物品管理措置に関する調整」が、
9月1日(水)に施行され、海外からの個人郵送物品の課税に関し、
課税額が50元を超えるものに対して、商品価値に基づき一律課税することとなった。
これを受け、上海市内唯一の納税場所である武定路の市税関駐郵局では、
以前の10倍にも及ぶ市民が殺到する事態となった。
 税関側によると、以前は、個人の海外郵送物品の課税限度額が500元で、
代理購入を行う企業らが、個人を装って脱税を行うケースが増えたため、今回の措置に至ったとする。
しかし、今後、個人輸入の際に個人負担が増えるため、市民の間では不満の声が相次いでいる。
(9月7日)

~上海ジャピオン9月10日号より

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