外灘地区の新たな交通規定 車両駐停車による混雑を緩和

 上海市の観光名所の外灘地区では、9月10日(金)から道路の混雑を緩和するため、
大型バスとタクシーに対する新たな交通規定の実施を全面的に開始した。
 新規定では、19時~22時半の間、大型バスは、
北京東路から延安東路にかけての外灘地区には立ち入り禁止となった。
これにより実施初日は、従来と同じく多くの観光客が外灘地区を訪れたものの、
人と車が入り乱れることなく、交通秩序の大幅な改善が見られた。
 さらにタクシーに関しても、至る所で駐停車を行い、混雑を引き起こしていたことから、
新たに指定の乗降地点を8カ所、待合場所を2カ所設けた。
同時に、それ以外の道路には停車禁止区域を示す黄色の線を引き、
今後は昼夜ともに規定の10カ所以外の場所で駐停車した場合、交通警察により処罰される。
 市交通警察によると、新規定の認知度はすでに80%を超えているが、
最初の1週間は違反者に対して、厳重注意に留めるという。
(9月11日)

~上海ジャピオン9月17日号より

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