60枚中、37枚の偽百元札、銀行に預ける際に発見される

 昨年29日午前9時25分ごろ、農業銀行の高行支店で37枚の偽百元札を預金しようとした男性が、身柄を拘束されるという一幕が起きた。
拘束された男性が6000元の預け入れを申請し、60枚の百元札をカウンターに提出。
銀行の従業員がこの紙幣を検査したところ、次々と偽札が発見され、直ちに警察へ通報された。銀行の警備員が引き止めている間に、浦東新区公安局の警官が到着し、男性の身柄を拘束した。
 この偽札は第5世代のもの(毛沢東の肖像があるもの)で、鑑定の結果、以下の特徴が分かっているという。紙質は光沢があり、手触りは凹凸がない。光に照らした際の色の変化が、真札と異なっている。また、印刷が比較的粗く、透かし部分が厚くて黄色っぽい。
 事件は現在も調査中。偽札を持っていた男性は江蘇省出身で、紙幣は人から貰ったものだと証言していると言う。(2005年12月30日)

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