タクシー車内広告に苦情 客の利益侵害として問題視

 市内大手タクシー数社が車内に導入している音声及び映像の広告について、乗客から、「耳障りだ」、「画面が近くて気分が悪くなる」などの苦情が相次いでいる。
 音声広告は、乗車タクシー会社の宣伝の後、レストランの予約電話を繰り返すなどの宣伝が約30秒続く。映像広告は、助手席の背もたれに設置された液晶スクリーンで放映される。いずれも、メーターを倒すと同時にスタートし、オフにすることは不可能。
 上海大衆タクシーは、乗客の苦情に対応するため、3月5日(月)より広告音量を調節した。
 市消保委法律部の唐副部長は「不快感を与える広告は乗客の利益の侵害」とし、対策を講じる必要があるとの考えを示した。
(3月1日)

~上海ジャピオン3月9日発行号より

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