ネットの通信速度 上海が国内で最遅に

 中国インターネット情報センターが、この度発表した「国内のインターネットに関する統計報告」で、
国内のネット回線の平均通信速度は、世界平均の半分以下で、上海は国内でも最遅であることが分かった。
 報告によると、国内の有線によるネット利用者のうち、ブロードバンドの利用率は98・3%で、
利用者は昨年12月末時点で、4億5700万人に達した。
しかし平均通信速度に関しては、世界平均が1秒あたり230・4㌔バイトであるのに対し、
国内平均は100・9㌔バイトと世界平均を大きく下回り、
中でも上海は1秒あたり73・2㌔バイトで、全国でも最遅だった。
なお国内最速は、131・2㌔バイトの河南省。
 また、日本と中国のブロードバンドを比較した場合、毎秒あたりの利用料は、
中国は日本の約50倍であるのに対し、通信速度は約35分の1となっている。
これを受けて一部の市政府協委員は、市におけるネット利用料の引き下げを提言している。
(1月21日)

~上海ジャピオン1月28日号

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