環境保護と社会システムの強化、新水源地の確保へ

 上海市政府副秘書長は1月12日、「環境保護のために今後3年間で強化すべき重要事項は、水源地の確保と新しい水源地の発掘である」と述べた。これは、「上海市環境保護と建設の3年行動計画」をテーマとした記者会見の席上で、明らかにされたもの。
 現在、市では第2期環境保護3年行動計画が予定通り終結し、第3期環境保護3年行動計画が本格的にスタートしたばかり。市政府は今後も、引き続き環境保護の強化と前進を目指すとみられる。
 上海の主要な水源地は、黄浦江上遊と長江陳行の2箇所。上海の発展状況から、水量を確保し水質を維持するためには、さらに新しい水源地を発掘することが重要課題となる。
第3期環境保護3年行動計画の投資総額は約400億元、プロジェクト数は約260に及ぶ。
過去3年の計画により、市全域の埃の減少、空気の質の向上、河川の消臭、緑化面積の増加などが実現している。(1月13日)
~上海ジャピオン2006年1月20日発行号より

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