老房子取り壊し危機 保護政策の制定求む

 このほど、上海市政協文史委員会の調査により、
市内にある租界時代に著名人が暮らした古い住宅「老房子」155軒が、
保護対象に指定されていないことが分かった。
 調査では、翻訳家フー・レイ(傅雷)氏の浦東新区にある旧居は、
全31部屋のうち14部屋が無断で取り壊されているなど、多くの老房子が立ち退きや損壊の危機状況にあった。
同委員会は、著名人旧居の保護に関する政策を一刻も早く制定するべきだと提唱している。
(2月14日)

~上海ジャピオン2月18日号

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