降雨量100㍉越え 豪雨による被害相次ぐ

連日の記録的な集中豪雨と落雷により、市内各所で交通機関への悪影響や、床下浸水、電線切断などの被害が相次いでいる。
 8月2日(木)午後、落雷と暴風雨の影響で、鉄道路線の電気設備が故障し、無錫駅に停車していたD426列車が1時間に渡って運行不能となった。これにより、上海から南京行き列車が遅れるなど、各ダイヤに影響があった。
 同日正午には、虹口区で落雷によって電線が切断された。これにより、付近約400世帯が一時停電した。
 4日(土)には、暴風雨によって、浦東国際空港と虹橋空港の両空港で、計20便が遅延や運休となる影響があった。
 5日(日)には、市内各所で100㍉を越える記録的な降雨があり、五角場、虹橋地区、嘉定区などで、数百世帯の民家に床下浸水の被害があった。同日は、市中心気象台が、暴風と雷雨に対して、5段階のうち上から3番目となる黄色警報を発令している。
(8月6日)

~上海ジャピオン8月10日発行号より

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