「夢の別荘」ホテルが再始動 長い沈黙を破って営業再開

 陝西南路と延安西路の交差点にある「夢の別荘」と称される建物を利用し、2002年5月に高級ホテルとしてオープンしていた「馬勒別荘飯店」が、長い休業期間を経て4月1日(火)、試営業を開始した。同ホテルは、オープンしてから2年後に突如営業を停止していた。
 試営業するのは、同ホテル2号棟の宿泊施設のみで、レストランなど他の施設は現在急ピッチで改修工事を進めている。客室数は全28室。宿泊価格は一室840~2185元で、週末の割引プランも用意する。
 ホテルとなっている建物は、1936年にイギリス人商人モラー・エリックが別荘として建設したもの。建設当時は、中国と西洋の建築技術を総結集した「夢の別荘」と称えられ、1989年には市の近代優秀保護建築としての認定も受けている。(4月8日)

~上海ジャピオン4月11日発行号より

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP