大学入試合格ライン低下  原因は総合科目中止など

上海市教育考試院は6月26日(火)、7日(火)~8日(水)にかけて実施
された大学入学統一試験「高考」の、市における今年の結果を正式に発表した。
これによると、合格ラインがここ10年で最低となる点数だったことが分かった。
今年の「高考」では、例年行っていた総合科目試験の実施を中止したため、
総得点数が630点から600点に減少。このため、合格ラインは、昨年比で
文系一期校が33点減の438点、理系一期校が39点減の423点となった。
同委員会ではこのほか、受験者数の減少、数学の問題の難易度上昇などを、
併せて合格ライン点数の過去最低化の原因に挙げている。
今後、大学の合格発表については、7月3日(火)に正式に開始し、8月13日(月)
まで行われる。
(6月27日)

~上海ジャピオン2012年7月6日号

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