北京で観測史上最大の豪雨  上海―北京航空便が遅延欠航

北京市で、7月21日(土)早朝~22日(日)未明にかけて、大雨が降り、37人が
死亡し、6万人以上が避難した。
この影響で、21日(土)17時頃から、上海発北京行きの飛行機のほぼ全便が欠航
となった。
北京行きの便は、21日(土)の正午頃より、2~3時間ほどの遅れを見せ始め、
虹橋空港を14時離陸予定であった中国東方航空MU5113便は、19時38分頃に
離陸し、遅延時間が最も長い便となった。
また、北京市の首都国際空港では国内線の229便が欠航、246便が出発延期
となり、一時8万人を超える利用客が空港で足止めとなった。
この大雨で、北京市南部の房山区では降り始めからの降雨量が460㍉に達し、
市平均でも225㍉となり、1951年の観測開始史上最大の降雨量を記録。
また6000戸が停電したほか、約100カ所で道路が冠水し通行不能になる
など、市内の交通も麻痺した。
(7月23日)

~上海ジャピオン2012年7月27日号

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