虹橋・北外灘に路面電車導入か 交通量3000万台㌔/時間

今年年末に向けて編纂中の「上海市都市交通白書」において、将来的に
路面電車やバス高速輸送システム(BRT)など、新たな交通手段の
導入を検討していることが分かった。都市計画専門家が明らかにした。
路面電車の導入が見込まれているのは、北外灘や虹橋ビジネスエリア
などの地区。
またBRTは、投資額が地下鉄より少なくて済み、郊外の居住地域と
市中心部を結ぶ交通手段の切り札として期待されている。
市では、ここ10年で中心部の交通量が1時間当たり1400万台㌔から
3000万台㌔に上昇。
主要幹線道路のラッシュ時平均速度は、1時間当たり約15㌔と低く、
2015年までに普通乗用車登録台数が200万台に達すると予想され、
市政府は交通に関する新たな対策に迫られている。
(8月13日)

~上海ジャピオン2012年8月17日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP