台風15号上海を直撃せず  降雨ほとんどなく被害は最小

超大型台風15号「ボラベン」が中国大陸に接近した8月27日(月)、上海市
では各地で倒木や浸水などの予防対策に追われたが、予想された大きな被害
は出なかった。
同台風は、日本の沖縄諸島を直撃した後、同日21時頃、市の東約380㌔の
距離を通過した。
台風が暴風雨を伴うことを予想し、市緑化景観局などが街路樹や看板の強度
調査及び補強対策を実施。
しかしながら、市では降雨はほぼ見られず、大きな問題はなかった。
一方、臨海地域では住民約1万人が避難したほか、船舶100隻余りの入港
に影響。
空の便も台風の通過路線を中心に、浦東・虹橋両空港で合計140便以上が
取り消しとなった。
(8月28日)

~上海ジャピオン2012年8月31日号

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