28歳男が警官ら10人殺傷 状況把握と動機究明を急ぐ

 市公安局は、7月7日(月)、記者会見を開き、今月1日に発生した28歳の男性が閘北区の公安分局の建物内で、警官ら10人を次々と切りつけた事件に関して調査報告を行った。
 この事件は、刃物、ハンマー、防塵マスクなどで武装した28歳の男性が閘北区の公安分局内に押し入り、警官9人と警備員1人を殺傷。6人が死亡し、4人が重傷を負った。男性は、駆けつけた特殊武装警察官によりその場で取り押さえられた。
 この事件に対し、市公安局は事件の詳細な状況把握と原因・動機の究明を急いで進めていると説明。また犯人に精神障害は認められず、十分な刑事責任能力を備えていることを発表した。また、市の治安状況についても言及し、この事件が警察の治安維持能力を否定するものではないことを強調した。(7月8日)

~上海ジャピオン7月11日発行号より

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