飛行機のわずかな空間に潜伏  機内検査で発見されず米国へ

中国台湾の航空会社「中華航空」は、
12月6日(木)、中国人の男が、
10月に上海浦東空港から台北桃園空港へ向かう便に搭乗した後、降機せず、
行き先をサンフランシスコ国際空港へ変更した同機機内に潜み、
米国へ不法入国を試みる事件があったことを明らかにした。
男は正規の手続きを踏んで同便に搭乗。
その後、乗務員休憩室上部の狭い空間に隠れ、
3度の機内検査でも発見されなかった。
行先をサンフランシスコに変えた機体に、
約16時間潜み続け米国に到着したが、
入国審査で偽造パスポートの使用が発覚し、逮捕された。
同社は、内部協力者の存在を否定している。
(12月8日)

~上海ジャピオン2012年12月14日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP