肥満に腸内細菌関与  菌をなくして50㌔減

上海交通大学教授が、12月13日(木)発刊の
微生物生態学の学術誌『ISME Journal』上で、
肥満の原因に腸内細菌〝エンテロバクター・クロアカ〟が関係していると発表。
これにより、腸内細菌と肥満の直接的因果関係が、
世界で初めて証明された。
研究によると、肥満患者の腸内に生息する同菌を無菌のマウスに注入すると、
著しく体重が増加。
また、腸内細菌の33%を同菌が占める体重175㌔の患者で、
同菌をほぼ0にすると、約半年で51・4㌔の減量に成功した。
(12月15日)

~上海ジャピオン2012年12月21日号

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