上海でも大気汚染が深刻化  マスク売り切れ店が続出

中国北部の大気汚染の悪化を受け、
上海市でも、最近、濃霧などによる
大気汚染が深刻となり、
市内小学校や幼稚園では、屋外活動を控えるなど、
調整を図っている。
市環境監測センターによると、
1月14日(月)の「大気汚染指数(AQI)」は、
148の軽度汚染だったが、
翌朝7時には160まで悪化した。
環境専門家は、汚染が進むと、
高血圧や呼吸器疾患などを誘発しやすくなると指摘。
市民の間では、活性炭入りのマスクが
呼吸器官保護に効果的だとして、
市内各店で売り切れとなった。
また、虹橋・浦東両空港では、
14日(月)10時頃、濃霧の影響で出発便38便が欠航、
18便が遅延となった。
(1月15日)

~上海ジャピオン2013年1月18日号

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