上海—寧波間が1時間半に  高速鉄道開通とプリカ発行

寧波と杭州を結ぶ「杭甬高速鉄道」、南京と杭州を結ぶ
「寧杭高速鉄道」の2本が、5月24日(金)開通し、
約1カ月の試運転期間に入った。
6月30日(日)の正式開通を目指す。
杭甬高速鉄道は寧波—杭州間を約45分、1日に71往復運行。
今後、上海と杭州を結ぶ「滬杭高速鉄道」を利用することで、
上海—寧波が90分程度で結ばれる。
列車は、時速300㌔のG列車と、時速200㌔のD列車があり、
運賃は上海—寧波間のG列車2等席で140元程度とされる。
また最近、上海駅と虹橋駅において、
チャージ式プリペイドカード「中鉄銀通卡」の発行が開始された。
同カードは、軌道交通の交通カードと同様の使用方法。
切符を購入することなく改札が可能で、
高速鉄道の2等席が利用できる。
しかし、現状では、滬杭高速鉄道と上海と南京を結ぶ
「滬寧高速鉄道」のG列車のみでしか利用できないこともあり、
人気は出ていない。
(5月25日)

~上海ジャピオン2013年5月31日号

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