バイク便から個人情報流出 内部の人間が不正入手か

上海市の大手バイク便サービス業者「上海圓通速逓有限公司」の顧客氏名や電話番号、住所などの個人情報百万件近くが、ネット上に流出・販売された件で、市警察は10月24日(木)、正式に調査を開始した。

今回の情報流出は、中国メディアの調査により発覚。調査によると、顧客情報はショッピングサイト「淘宝網」にて、1件当たり1元で販売されていた。同社では、顧客データをパソコンで管理。しかしながらパソコンにはハッカーの侵入形跡がなく、内部の人間が不正にアクセスして入手、転売したものとみられている。

また、同社はミニブログ「微博」の公式アカウント上にて、今回の事件についての謝罪文を発表。緊急に社内調査を行い、今後、顧客情報の安全確保に努めることを表明している。(10月24日)

~上海ジャピオン2013年11月1日号

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