冬至当日、墓参り客がピークに  大気汚染で爆竹を取り止め

冬至となった12月22日(日)、上海市では墓参りのピークを迎え、のべ127万1600人が市内各墓所を訪れた。今冬の墓参り期間とされる14日(土)からの累計は、のべ223万9000人だった。

今年は冬至が週末と重なったため、昨年比で17%増だったが、埋葬は1万6000件で、7・5%減。冬至は混み合うため、埋葬を早めたものとみられる。

また、墓参り人数が例年予測を上回り、市内一般道路や軌道交通など交通面で混雑した。宝山区の墓園「宝安瞑園」付近でも渋滞が発生、同区警察によると、路上駐車や逆走、Uターンなどの多発が原因という。

なお、今年の大気汚染を受け、嘉定区にある墓園「松鶴墓園」では、市で初めて園内での爆竹の買い取り及び生花への交換を実施。同園を訪れた81500人のうち、95%以上がスタッフの指示に従い、爆竹や紙銭を燃やすのを止め、生花を供えた。(12月23日)

~上海ジャピオン2013年12月27日号

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