市民の意識調査を実施 多くの人がマナーの悪さを自覚

 ネット上でマナーに関する意識調査を実施したところ、これまでに自らマナーの悪い行為をしたことがあると自覚している人が70%に達していた。調査は、市民信箱のホームページで市民2600人を対象に行われた。
 マナーの悪い行為として、信号無視やゴミのポイ捨て、唾を吐く、公共機関の乗車マナー、路上での洗濯物干し、ペットの汚物放置などが挙がった。
 とりわけ、唾を吐くことに対して37%の人が不快感を持つと答えた。さらに、バスや地下鉄での乗降時の席の取り合いが22%。そのほか、車内で大声で電話をする、公共の場所での異性間の行き過ぎた行動なども、マナーの悪い行為だとする声があった。
 一方で、マナーの悪い人に対して注意を促すかという質問では、促すと答えた人はわずか7%、場合によっては促すは53%。さらに、見て見ぬふりをするは40%だった。
 自分にマナーの点数をつけるとしたら何点かという質問では、満点をつけたのは、2600人中わずか2人。最も多かったのは40点で、全体の72%に上った。
 さらに、68%の市民が「市民七不」という上海市が実施しているマナーアップ運動を守ってないと答え、その一方で79%の人がマナー問題について、早急な改善を望むと回答した。(4月13日)
~上海ジャピオン2006年4月21日発行号より

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