中国と港澳台の学生 468㍍の龍の演舞を披露

 中国と香港、マカオ、台湾の学生による大規模な交流イベントが16日、上海国際会議センターで開幕した。中華全国青年連合会と香港青年協会による主催で、上海浦東濱江大道南広場にて中国各地域の学生3600人が集まり、4日間に渡り5つの演目を披露する。
 とりわけ注目を浴びたのは「巨龍騰飛」と呼ばれる全長468㍍の巨大龍の演舞。今回使用した巨龍は、世界最長の龍としてギネスブックにも記録されたという。
 開幕式に参加した曽慶紅国家副主席は、「この催しは、各都市の青年が中華文化を継承すると同時に、お互いの交流の場としてもとても有意義なものとなるだろう。学生達は世界に目を向け、学問に励み、今後もこうした友好的な交流に積極的に参加してもらいたい。それが今後の中国と各都市の繁栄、発展に繋がるだろう」と話した。
 参加した香港の学生の一人は「今回上海に来たことにより、3つの『初めて』を経験しました。一つは上海に来たこと。もう一つは演舞に参加したこと、そしてもう一つは歴史的記録を作ったことです」と興奮気味に話したという。(4月17日)
~上海ジャピオン2006年4月21日発行号より

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