中秋節の肉入り月餅に行列 代理購入のダフ屋が横行

中秋節休暇期間の9月6日(土)~8日(月)、上海市内の老舗菓子店では、肉入り月餅「鮮肉月餅」を買い求める大勢の買い物客で溢れ返った。
市黄浦区淮海中路の「光明邨大酒家」では、発売開始前日の夜から行列ができ始め、購入するまでに7時間並んだ市民もいた。店員によると、1日当たりの平均販売量は7万~8万個で、昨年より30%増加したという。また、購入した月餅を、高値で転売する〝黄牛(ダフ屋)〟の姿も目立った。南京東路の「泰康鮮肉月餅」では、1人につき5箱までの購入制限が設けられるほど盛況だったため、黄牛が客に代わって並び、1箱24元の月餅を80元で販売するケースも見られた。
そのほか、休暇を利用し旅行に出かける市民も多かった。市交通警察部門の話では、市内の高速道路での通行料無料措置を昨年に引き続き今年も採らなかったものの、通行量は200万台以上を記録、混雑した模様。(9月9日)

~上海ジャピオン2014年9月12日号

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