深刻な高齢化傾向 市が対抗策を発表

上海市民政局は10月16日(木)、2013年~20年における高齢者施設に関するプラン「上海市養老施設配置特定事業計画」を公表した。

これによると、市では20年までに高齢者施設の拡充を行い、高齢者17万8000人の受け入れを可能とする。市は高齢者人口の90%を家庭が、7%を地域が、残りの3%を施設が介護する社会の構築を目指している。しかし、テレビ番組『夜線約見』が行った社会調査によると、家庭での介護はわずか34・59%に留まった。

なお60歳以上の市戸籍所有者人口は、来年末で433万人、20年には531万人に達する見込み。中国全体で高齢化が最も深刻と言われている。(10月17日)

~上海ジャピオン2014年10月24日号

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