朝の上海発―北京行き廃止に G列車導入、約6時間で北京

中国鉄道局は近日、北京―上海を結ぶ「京滬高速鉄道」のうち、D316/319便の定期運行を12月10日(水)より廃止、新たに新幹線(G列車)2便を導入することを明らかにした。

D316便は、毎日8時15分に「上海虹橋」駅を出発し、18時41分「北京南」駅に到着。関係者によると、同線で唯一の午前発・午後着便だったが、利用客が少なく乗車率も目標値に達しない割に、長距離・時間に渡って線路を占領するため廃止に至ったという。なお、同便に代わるG412便は毎日12時23分に「上海虹橋」駅を発車し、18時19分に「北京南」駅着。走行時間は約4時間短縮の5時間56分となる。このほか、夜発翌朝着便D312/322/314の3便も将来的に廃止する見込み。

また同局は11月30日(日)、春節休暇の帰省ラッシュ「春運」の乗車券発売を12月7日(日)から開始するに当たり、乗車日より15日以上前に乗車券を払い戻す場合は、払い戻し手数料を徴収しないとしている。(12月1日)

~上海ジャピオン2014年12月5日号

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