開園1カ月未満でヒトデ死亡 展示植物へのイタズラ多発

上海市静安区山海関路に正式オープンした「上海自然博物館」の新館にて、近日、参観者のマナー違反などが原因で、ヒトデが死亡、コモドオオトカゲの模型の爪部分に破損が見られたことがわかった。

同館は141年の歴史を有し、新館は4月19日(日)にオープン。今回の件は5月9日(土)の上海科技館の公式ミニブログ「微博」にて公表された。

模型の破損は8日(金)に確認、すでに修復が進められている。ヒトデは「ふれあいコーナー」に置かれていたが、参観者が触り過ぎたため細菌に感染、死亡に繋がった可能性が高いという。

同館では、改めて来館時のマナー改善を呼びかけている。

また松江区佘山の「辰山植物園」にて、リュウゼツランやアロエなど展示される多肉植物の葉に、来園者が名前を刻むという悪質行為が多発。

被害に遭った植物は40株に及ぶという。関係者は「1㍍まで育てるのに何十年もかかる」と話す。(5月12日)

1 sawa 東方ネット

~上海ジャピオン2015年5月15日号

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