日系単独でマンション開発 大和ハウス工業が蘇州で

大和ハウス工業は、6月17日(水)、蘇州で全額出資子会社による大規模分譲マンション開発に乗り出すことを発表した。
同社によると、中国本土で現地企業と提携しない日系企業単独の開発は初めて。
 開発は「蘇州工業園区プロジェクト」で、今年7月に着工する。
総戸数約900戸、敷地面積約7・7㌶で、総投資額は176億円。
企業経営者、投資家などの高所得者層向けに、今年11月より販売を開始する予定。
 日系企業による中国本土での分譲マンション開発は、現地企業との合弁で進めるのが一般的。
同社によると、単独で開発に取り組むことで、日本の高品質なマンション建設技術を生かせるという。
中国での行政手続きや現地企業への発注などの事業ノウハウを獲得する狙いもある。(6月17日)

~上海ジャピオン6月26日号より

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