建設中の13階建てビル倒壊 1人死亡、132世帯が避難

6月27日(土)早朝5時半頃、閔行区蓮花南路の淀浦河ほとりにある、蓮花河畔住宅地区で建設中のビルが土台部分から根こそぎ倒れ、
作業員の男性1人が死亡する事故があった。
 同ビルは、建設中の5棟のうち、最も淀浦河側に位置する13階建てのマンション。
事故当時、建設工事は最終段階に入っており、死亡した男性は、窓の取り付け作業などを行っていた。
 この事故を受けて、同地区の建設工事は即日中止。
事故現場付近の羅陽七村に住む住民は、一時的にホテルに避難した。
ガス漏れなどの安全検査が終了した翌28日(日)16時頃から、住民に帰宅許可が下り、同19時半には、全ての住民が自宅に戻った。
 今回の事故について建築業界の関係者は、事故の原因は、基礎工事が不十分だったため、
市内でも有数の同区の流砂地盤に、ビルが耐えられなかったものと見ている。
なお、事故の詳細については、関係部門と専門家により、現在調査中。
(6月29日)

~上海ジャピオン7月3日号より

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