146人の給与 社長が私的流用

上海市閔行区警察は近日、同区内の企業経営者を職員への給与未払の疑いで逮捕した。

同区人力資源社会保障局によると、同社に勤める派遣社員146人の給与が今年5月から未払いであることが発覚。

労働報酬のほか、社会保険費及び労務管理費など、未払額は総額60万元近くになるという。

一方で同社の経営者は、高級車に乗り、ブランド品に身を包み、友達を連れ旅行に行くなど、従業員の給与を私的に流用していた。

警察によると、経営者は「給料を支払う能力がない」と訴えてきたが、調査により、会社は派遣先から報酬を受け取っていたことが判明した。

 

~上海ジャピオン10月30日発行号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP