アプリ出張サービス訴訟 運営会社にも賠償連帯責任

上海市に住む女性が昨年10月、訪問美容アプリを利用しまつげエクステの施術を受けたところ、角膜を損傷したとしてアプリ運営会社と施術者を相手取り賠償を求めた裁判が近日行われ、市徐匯区人民法院は施術を行った美容師に約2万元の賠償を命じ、アプリ運営会社にも連帯責任が生ずるとの判決を下した。

同裁判では、アプリ運営会社の責任問題が焦点となった。担当裁判官は、アプリ運営会社が利益を得る以上は、施術者の資格だけでなくサービスの質を検査する義務が発生するとし、同社に責任能力がまったく生じないのは消費者にとって不公平であるとした。

 

 

~上海ジャピオン12月04日発行号

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