今月開通13号線、駅内部公開 5年以内に地下鉄9路線建設

上海軌道交通13号線「江寧路」駅~「世博大道」駅区間の今月開通を目前に、各駅内部の様子が近頃公開された。

今回公開された情報によると、「江寧路」駅は全長24㍍、高さ2・7㍍に及ぶ巨大な山水画を設置し、駅名は同駅に隣接する玉沸寺の僧侶が揮毫。「自然博物館」駅は古代の洞窟をイメージした天井に、クジラや魚のオーナメントを設置した。また「南京西路」駅は〝モダン〟をテーマに、オランダの画家モンドリアンの作風のように黄色・青・赤を使用した。そして市内最深となる「淮海中路」駅は、レンガやタイルを用いた内装で〝オールド上海〟を表現。今月の新区間開通に伴い、13号線は路線距離21・9㌔メートル、全19駅となる。

また上海電通地下鉄集団は12月4日(金)、今後の地下鉄開発計画を発表。5年以内に軌道交通5路線の延長と、新たに4路線を建設することを明らかにした。同計画によると、2020年までに全長約800㌔メートル、全500駅余りの巨大軌道交通網が完成するという。

 

~上海ジャピオン2015年12月11日発行号

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