「静安寺」駅近くの歩道橋撤去  徐匯区に上海一の商業施設

静安区政府は近頃、軌道交通14号線「静安寺」駅の開通工事に伴い、延安路と華山路の交差点にある歩道橋を撤去することを発表。4月16日(土)より通行禁止となることがわかった。

この歩道橋は1999年に上海の造船会社によって建設された。通行禁止前日の15日(金)には、撤去を惜しむ市民が歩道橋の上から景色を眺め、写真撮影をする姿が多く見られた。22日(金)に解体工事が始まり、5月末には完全に撤去される。

また徐匯区商務委員会は最近、2022年までに「徐家匯センター」を建設する計画があることを明らかにした。同センターは、地価217億元、総額400億香港㌦を投じ、虹橋路と宜山路の交差点附近に建設される。18年に工事を開始、22年に竣工予定。広さ38万平方㍍のオフィスビルと、32万平方㍍の商業施設、2万5000平方㍍の5つ星ホテルなどを併設し、上海一の商業施設を目指す。同時に、虹橋路沿いに浦西で最も高い高さ370㍍のビルを建設する。

そのほか長寧区の中山公園が、6月末より24時間開放されることがわかった。また同時に、公園を囲む塀が撤去され、市民により開放的で、寛げる場を提供する。

 

~上海ジャピオン2016年04月22日発行号

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