20年に被扶養人口が半数超え 市の中心エリアに人口集中

上海社会科学院が6月24日(金)、「2016年上海社会発展報告及び経済発展報告」を発表。20年、市内の被扶養人口が50%を超し、市の〝人口紅利〟(経済成長に有利とされる労働力人口の優位性)〟が消失すると予測した。

また、市内の人口は拡大する一方、人口の高齢化が顕著になると指摘。さらに、13年には17万6000人だった上海市以外の戸籍を持つ住民が、40年には80万人に達する見込みだと言う。

これに関連し、市統計局の報告によると、黄浦区や徐匯区を含む市中心エリア8区に住んでいる人が700万人と、人口が市中心部に密集していることがわかった。

 

~上海ジャピオン2016年07月01日号

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